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エンジニア管理職が語る、
レコチョクエンジニアのあり方
エンジニア管理職座談会
エンジニア管理職が語る、
レコチョクエンジニアのあり方
2024年1月16日掲載
津野 佑太
システム開発推進部
部長
[2013年中途入社]
小野 充輝
システム開発推進部 システム開発第1グループ
エンジニアリングマネージャー
[2017年中途入社]
曽利田 貴士
システム開発推進部 システム開発第2グループ
エンジニアリングマネージャー
[2019年中途入社]
みなさんの経歴を教えてください。
津野:前職は通信系の会社で、社内インフラ全般を取り扱う部署に従事しており、レコチョクには2013年に入社しました。もともと音楽が大好きで、前職もWebの領域だったため、両方を生かせると思ったことがきっかけです。
入社後はインフラ関連、弊社音楽配信サービスの「dヒッツ」「dミュージック」を担当、システム開発推進部でマネージャーになった後、2023年度に部門長になりました。
曽利田:私はもともとベンチャー企業でエンジニアとして働いていました。 その頃、「dヒッツ」で毎日音楽を聴いており、音楽が生活の一部になっていったため、このサービスに対して責任のある立場で仕事をしてみたいと思い、2019年にレコチョクに入社しました。そして2021年に、エンジニアリングマネージャーになりました。
小野:私はモバイルコンテンツの制作を手がける会社に新卒で入社し、主にスマートフォン向けのゲームやWebサイトなどのフロントエンド領域の開発に携わっていました。 その後、2017年にレコチョクに入社し、「レコチョク」や「Music Store」などのサービスを担当。2023年からはエンジニアリングマネージャーとして、エンジニアの育成や組織のマネジメントを担当しています。 私は小学生の頃、音楽ゲームに出会い、音楽の世界に夢中になりました。その頃は、ミニディスク(MD)で好きな曲をいつも持ち歩き、音楽と共に過ごす毎日でした。 大人になっても音楽への情熱は変わらず、音楽配信の仕事に就くことができ、この業界で働けることに大きなやりがいを感じています。
みなさんは現在、システム開発推進部に所属されていますが、現在の業務内容について教えてください。
津野:システム開発推進部は大きく二つの領域に分かれています。
一つ目はファンビジネス領域で、レコード会社やアーティスト向けに「murket」というECソリューションのシステムを提供しています。
そして、もう一つは配信事業領域です。ドコモさんとの「dヒッツ」「dミュージック」、KDDIさんとの「Music Store」、タワーレコードさんとの「TOWER RECORDS MUSIC」といった協業でのダウンロード・聴き放題サービスや、自社ダウンロードサービス、AKB48グループ専用の定額制動画配信サービス「AKB48グループ映像倉庫」も運用しています。
今お話した部門でグループが分かれており、前者の第1グループは小野、後者の第2グループは曽利田がエンジニアリングマネージャーとして束ねています。
小野:私がいるシステム開発第1グループは2つのチームに分かれています。
第1チームがWebのフロントエンド領域を軸としたチームで、第2チームがUI/UXやデザイン領域を軸としたチームになっています。サービスに関しては 「murket」「dミュージック」「Music Store」「レコチョク」の開発や改善がメインです。
曽利田:システム開発第2グループは、主にサーバーサイドの開発を担当しています。
その中でも2つに分かれていて、第1チームは「murket」を、第2チームは主に聴き放題サービスの開発を行なっています。
レコチョクでは、組織の中でエンジニアは、どういったスキルを身につけることができますか?
津野:多くの協業会社様と関わる機会があるため、調整業務もありますし、一般的にはデザイン、クライアント、サーバーサイド、そしてインフラ、特にAWSといったプロダクト開発に必要な技術に関して、網羅的に学べる環境になっていると思います。
小野:私たちのグループは、Webフロントエンドとデザインの領域に重点を置いてスキルアップを図っています。定期的にグループミーティングを開催し、各プロジェクトの課題解決や最新技術のトレンドを共有しています。
特に最近は、生成AIを活用した開発方法に注目しています。
グループとして軸とする技術領域は決めていますが、プロジェクトの必要に応じたり、個人の関心がある分野があれば、それ以外の領域でのスキルアップも推奨しています。
曽利田:サーバーサイドの開発やシステムの設計、プログラミングは、扱っているサービスが複雑だったり、単純なシステムではなかったりします。
立ち上げから長期間利用いただいているサービスということもあり、長期に渡って改修を重ねていると、非機能要件を意識して開発を進めることの重要性を学ぶこともできます。
たとえばSlerだと単発で仕事をして、システムを作ったら終わり、のような感じだと思うのですが、当社では非機能要件や性能、拡張性までをしっかりと学べる環境だと思っています。
管理職の立場として人材育成も担われていると思いますが、そのうえで大切にされていることや意識されていることはありますか?
小野:私は、エンジニアの働き方が今後大きく変わると考えています。
特に、生成AIとの協業は重要な課題です。設計やコーディングだけではなく、生成AIとどのように付き合っていくかを深く考えたいと思っています。
また、私はチームメンバーに対して、単に指示された業務をこなすだけでなく、開発している機能やシステムがどうして必要なのか、顧客が何を求めているのかを理解し、それを意識して仕事に取り組むことを大切にしています。
これからも、目的意識を持ちながら進むことができるエンジニアを育てていくことに注力していきたいです。
曽利田:若いメンバーが多く、リモートワークになってから入社した新卒社員もいるため、一人で抱え込まないように、気軽に相談しやすい環境をこちらから提供してあげなければいけないなと思っています。
おそらく、物作りが楽しいからエンジニアになったかと思うんです。しかし、業務としては、納期もあり、大変な局面も多々あるとも思います。
そこでも前向きに対処していけるような環境を作っていくことも重要だと考えています。
津野:若手でもベテラン社員でも、メンバー一人一人のキャリアプランはケースバイケースで異なっていると思います。
一言では表現できませんが、失敗を許容して、挑戦を促せるような環境作りを心掛けているつもりです。
やるべきこととやりたいことのバランスも大事だと考えているため、今後はその二つの円が多く重なる部分を探して、挑戦できる環境作りを心掛けていこうと思っています。
部署として、もしくは個人的にでもいいですが、これからやってみたいこと、挑戦したいことはどんなことですか?
曽利田:現在、組織の規模がわりと大きいと感じていますが、5人くらいの規模感の感覚で、次のマネージャーや次のリーダーを育てていきたいと考えています。
そしてさらに下も育てていき、いい循環を起こしていければいいなと思っています。
小野:リモートワークや生成AIの導入によりエンジニアの働き方は大きく変化しています。
エンジニアとして事業成果へのコミットメントを強化するために、新しい環境に適した効率的な働き方は常に探求しています。
特に、若手エンジニアが多く在籍しているので、従来の価値観にとらわれず、私自身も新しい技術や新しい価値観を積極的に取り入れることを意識しています。
津野:僕は三つの目標があって、一つ目は若手から意見や発言がよく出る組織であること。二つ目は生成AIを最大限に活用した音楽業界エンジニアのプロフェッショナル集団を、この組織で作りたいと思っています。
最後は、多くのサービスを抱える部署であるため、フレキシブルで柔軟に物事に取り組めるような組織にしていきたいと考えてます。
最後に、レコチョクの魅力について教えてください。
津野:エンジニア部門やシステム部門は、常に技術の最先端を意識しながら、音楽業界でいかにその技術を活用できるかを突き詰めていくような人が集まっているのがレコチョクのエンジニア集団だと思っています。
常に新しい技術に触れたい、新しい物作りをしたい、新しいサービスを立ち上げたいといった意識の高い方たちがレコチョクに合うのではないかと思っています。
※本記事のサービス名称や所属・役職等は取材当時の内容です。