バックエンドシステムを開発している

組織での多彩な技術テーマとは

山本耕琢 バックエンド開発推進部バックエンドアーキテクトグループ マネージャー 2013年中途入社

バックエンドシステムを開発している

組織での多彩な技術テーマとは

2024年1月16日掲載

山本さんのこれまでの経歴を教えてください。

僕は大学卒業後、Slerに入社し、大手通信事業者のシステム開発に従事していました。 その中で5年ほどシステム開発の基本的なことを学び、主体的に開発ができる環境で技術力をより高めたいという思いから、レコチョクに入社しました。

レコチョクを選ばれたのはどういう理由ですか?

レコチョクで働いていた先輩が声をかけてくれたことがきっかけです。
もともと音楽が好きでASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブによく行っていたということもあり、興味のあるサービスも多く、面白そうだと思いました。

レコチョクに入社されて、どんな印象を受けましたか?

Slerだと、狭い範囲の業務しか携われないことが多いですが、レコチョクは事業会社ということもあり、自分で主体的にやりたいことを決められる。
自分の意思や意見、アイデアを反映させられる環境だなという印象を受けました。

レコチョクの中でのバックエンド組織の役割を教えてください。

音源配信、楽曲検索機能、課金機能など、主にレコチョクで展開している複数のサービスの共通基盤となるバックエンドシステムを開発している組織です。
フロントと違って表立つ領域ではないですが、バックエンドの様々な技術に対して、高い知識とスキルが求められます。
高トラフィックを処理するシステムアーキテクト、課金データや音源ファイルを取り扱うためセキュリティ対策など、多彩な技術的テーマにチャレンジしています。

山本さんが日々の業務の中で大事にされていることは、どんなことですか?

共通バックエンドなので、複数のサービスで利用されるため影響範囲がとても大きいです。
リスクを負ってチャレンジすることもありますが、影響範囲が大きいため品質担保や安定稼働はかなり意識しています。また、利益に直結する領域ではないので、コスト意識も強く持っています。

これから山本さん自身が挑戦してみたいことは、どんなことですか?

今はバックエンド組織のマネージャーを担っていますが、マネジメントに注力するだけではなく、マネジメント、技術力のどちらもバランスよく必要だと思っています。
これまでは、マネジメントに比重が高い状態が続いていたので、これからは技術力を高めることに比重をおきたいと考えています。
それぞれの領域での経験を積むことで、よりメンバーの成長の助けになる深い支援が出来ると思っています。

エンジニアに求めることは、どんなことでしょうか?

僕のグループのエンジニアに関しては、主体的に動くという点と、高い品質を担保するための技術力を期待し、求めています。
また、せっかくエンジニアになったからには、言語やフレームなど何でも良いので、好きな技術を見つけて、それを一生懸命学び、身につけてほしいです。
会社の利益のこと、自分のやりたいこと、どちらも諦めずにバランスを取りながら、メンバー自身のキャリアを積み上げていってほしいですね。

現在、エンジニアはリモートワークがメインと伺いましたが、マネジメントとしてはやりづらさなどはありませんか?

そうですね、今のところ自分のグループの業務においてやりづらさを感じることは少ないです。
ただ、僕の立場上、当然マネージャーとしてメンバーの成長ぶりを見ていく必要がある中で、リモートワークが取り入れられる前は仕事をしている姿や振る舞いを直接見ることができましたが、リモートになるとどうしてもそこは見えづらくなります。
そのため、アドバイスも個別でという形になってしまうので、直接の振る舞いを見られていない分、業務の前後を想像しながら丁寧に伝えるように心がけています。

メンバーとのコミュニケーションを高めるためにしていることはありますか?

コミュニケーション施策として、 “分報”と呼ばれる、皆が好きなことをつぶやくSlackのチャンネルを作っています。
そこで気になる食べ物や、最近興味を持ったものなどをつぶやき、互いにコメントをし合っています。
また、メッセージでのやりとりでは伝えきれない部分や時間がかかることがある場合は、Slackのハドルミーティング機能を活用し、すぐに通話でのコミュニケーションを取るようにしています。

そういうコミュニケーションの中から学ぶことや、それが広がって仕事に繋がっていくということもありそうですね。

特に“分報”のチャンネルでは、今やっている業務や、「今こんな技術を触っています」、「業務でこういうことを考えています」といったことを書いてくれるので、それが良い刺激になっています。
書いてくれたことが技術的には畑が違うことでも調べるなどをしてくれているので、メンバーに様々なきっかけを与えてくれています。
また、僕はレコチョク歴が長いので、それを読み、業務的にわからないことがあるようなら、「この人に聞いたらいいよ」、「こういうふうに解決すればいいよ」、技術的な課題がありそうなら、直接通話しながら「こういうことを試してみて」「こういう方法を使って解決したらどう?」といった具体的なアドバイスをするようにしています。

では、最後に山本さんが考える、レコチョクの魅力について教えていただけますか?

繰り返しにはなりますが、自分の意見やアイデアを主体的に発信して仕事に取り組めるところが、レコチョクの魅力だと思います。
技術的なところ、マネジメント的ところ、好みは様々あると思いますが、エンジニアリングという観点で幅広い機会を与えられるので、その中でマネジメント寄りに進むことも、技術寄りに進むことも、フレキシブルなキャリア経験を詰むこともできます。
様々なことに興味持ってチャレンジしてみたい方に、是非入社して頂きたいです。

※本記事のサービス名称や所属・役職等は取材当時の内容です。

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