話す庭野哲の写真

グローバル企業にはできないような日本独自のビジネス展開をしていきたい

庭野 経営企画 / 2009年入社

日本のアーティストが海外で活躍できる可能性はまだまだあるんじゃないか。と思った

入社のきっかけを教えてください。

音楽をやっていたんですが、大学3年の時に近所にクラブが出来るということで、オープン時からお手伝いすることになったんです。 本当に何もなかったところからジョインしたので、どうやったらより多くの人にお店のことを知ってもらえるか?お客様に来てもらえるか?アーティストに使ってもらえるか? 日々試行錯誤を重ねながら、大学卒業までの間、お店の経営に携わらせてもらったんです。
もともと、大学卒業後にイギリス留学することは決めていたのですが、この経験がきっかけとなり、経営学を専攻しました。 また、大学と並行して、現地のアーティストブッキングエージェントで働くことも経験し、日本のアーティストの海外ツアーのお手伝いもしていました。 その仕事を通じて、日本で有名なアーティストも海外では認知度が低く、なかなかビジネスとしては難しいんだな、と感じた一方で、日本のアーティストが海外で活躍できる可能性はまだまだあるんじゃないか。 将来的にはそんな仕事に就きたいな、という気持ちを漠然と感じていました。 帰国後は、経営・人材コンサルティング会社に就職したのですが、2年後にクライアントとしてレコチョクと出会い、もう1度、音楽業界で働きたい、レコチョクの経営に携わりたいという想いを抱き、 その気持ちを当時の人事部長に伝えたところ、ポジションを作ってもらい、入社することができました。

話す庭野哲の写真

変に音楽に寄りすぎないで、真面目な人が多いなという印象があった

入社前と入社後と、イメージは変化しましたか?

僕が付き合っていた音楽業界のアンダーグラウンドにいる人達は、みんな音楽に対して熱いけど、見た目はチャラい感じの人が多かったんですが(笑)、 レコチョクは音楽の部分とITの部分の両側面を持っている会社なので、変に音楽に寄りすぎないで、真面目な人が多いなという印象がありました。 それは入った当時から今もあまり変わってないと思います。

笑顔の庭野哲の写真

正解がないだけに、すごく責任と重みを感じています

現在はどんなお仕事をされていますか?

経営企画という名の通り、会社の経営を企画しています。僕自身、この仕事は、いかに円滑に納得感を持って、経営者に経営判断させることが出来るかがすごく重要だと思っています。 そして経営判断がなされたことを、スタッフまでわかりやすく落としていく。 また、逆にスタッフの意見やアイデアをうまくトップに伝えていく。 その両方のバランスをうまく取りながら、会社の発展に繋げていく。 その役割を担う仕事を行っています。 具体的には、まず1つは事業計画です。 3年後・5年後を見据えて、どういう戦略で、どの規模で、どんな事業を伸ばしていくか。 などの経営戦略の取りまとめと、売上高、利益計画策定や、計画進捗のモニタリングなどを行う経営管理業務を行っています。 また、国内外企業への出資や新会社設立などにも携わっています。
2020年12月に新会社「エッグス」を設立したのですが、会社設立準備やステークホルダー対応、設立後の現在は、当事者として会社運営に携わっています。

苦労していること、大変なことはどんなことですか?

最終的な意思決定は経営者ですが、経営判断に至るためのシナリオ作りやそのための情報収集などは毎回苦労しています。 正解が事前にわかっているのならば良いのですが、経営には正解がないですし、その中での経営判断が、ステークホルダー、社員やその家族に対する責任を負うことにもなると思っているので、 そう考えると、すごく責任と重みを感じています。

微笑む庭野哲の写真

組織を動かして会社発展に導くことに責任とやりがいを感じる

それはやりがいにも繋がっていくように感じますが、いかがですか?

まさに、経営判断を促すポジションとして、その意思決定を求め、全社に伝達し、組織を動かして会社発展に導くことに責任とやりがいを感じます。 経営判断に貢献することで、会社の意思決定と実行を円滑にすることをミッションとして考えているので。

今後のビジョンや展望を教えてください。

グローバル企業にはできないような日本独自のビジネス展開をしていきたいと思っています。 これまで構築してきた配信資産、国内企業との協業・提携実績など、レコチョクの強みを活かしながらビジネスを安定化させつつ、 新たな可能性のために、新規領域への継続投資も並行して行っていきたいと思います。

休日の過ごし方を教えてください。

小学生の子供が所属している少年野球チームでコーチをやっています。 僕は高校まで野球をやっていたので、毎週休みのたびに、20名ほどの子供たちに野球を教えています。 仕事も子供もそうなんですが、シンプルにわかりやすく伝えないと相手は動いてくれない。 少年野球の指導を通してめちゃくちゃ学ぶことがあります。 子供は飽きたらすぐに遊び始めてしまうから、伝えることってすごく難しいなと。 仕事同様にかなり真剣に考えて、すごく悩んでいます(笑)。 だって子供の頃に学んだことって、将来に繋がるじゃないですか。 だから、中途半端には出来ないなって。それと、数カ月前から東京マラソンに向けて、真面目に走っていました。 8回目にして念願の当選でしたが、残念ながら今年は中止になっていました。来年は必ずリベンジして、4時間を切りたいと思います。

微笑む庭野哲の写真