中途入社社員に聞く、

レコチョクエンジニアとしてのキャリア

エンジニア中途入社座談会

中途入社社員に聞く、

レコチョクエンジニアとしてのキャリア

2020年2月1日掲載

野辺 翔太

バックエンド開発推進部 バックエンドアーキテクトグループ

[2022年中途入社]

山崎 稜司

次世代ビジネス推進部 AIweb3開発グループ

[2022年中途入社]

藤原 翔子

ソリューション事業部 プロダクト開発グループ

[2018年中途入社]

みなさんの現在の業務内容を教えてください。

野辺:バックエンド開発推進部と提携事業部を兼務しています。
前者では、レコチョクで扱っているサービスの実績を集計して、社内経理やレコード会社、著作権管理団体向けに結果を提出するシステム周りのマネジメントをしています。
後者はtoB向けのサービスを展開する部署で、営業担当とシステム担当の双方と連携を取り、要件定義を行っています。

 

山崎:次世代ビジネス推進部で、主にブロックチェーン周りの業務を担当しています。
NFTの発行や、NFTの所有者管理など、ブロックチェーン周りのやりとりを行なうためのAPIの設計・開発や運用まで、すべての工程を行っています。また、NFT基盤チームのチームリーダーとして、マネジメントも含め担当しています。

 

藤原:ソリューション事業部で、決済システムや検索システムの開発業務を行っています。
また、兼務で、PoCの案件でシステム検証のプロジェクトに関わっています。そこでは開発担当として、検証用システムの実装や設計を担当しています。

レコチョクに入社される以前も、今に繋がるような内容のお仕事をされていたのでしょうか?

野辺:僕はもともと旅行業界で営業として働いていました。その頃は形のないサービスを売っていたこともあり、自分のスキルの成長を感じる機会が少なく、形のあるものを作りたいと思うようになりました。
そこからIT業界に転職し、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。

 

山崎:僕は新卒でIT企業にエンジニアとして入社し、社会人2年目のタイミングでレコチョクに転職しました。新卒で入った会社では、“toB”向けの金融サービスをベトナムとのオフショア開発で実施し、その後大手配送業者の “toB”サービスの開発に携わりました。
エンジニアとしてやりがいもありましたが、自社の“toC”サービスを開発したいと思うようになり、転職を決意しました。

 

藤原:以前はSIer系の企業で通信系からECサイトのバックエンドなどにソフトウェアエンジニアとして関わり、様々な業界を転々として開発経験を積んできました。そうした環境の中で働いていると、自分が開発者としてどう働きたいのかが見えてくるようになりました。
自分の考えをシステムに反映させたり、新しい技術を取り込んだりできるような環境に身を置きたいと思い、転職を決めました。

転職先をいろいろと探された中で、レコチョクに抱いていた印象や、レコチョクに決めた理由を教えてください。

野辺:IT業界に転職する際、知名度のある、自社サービスを持っている企業で働くことができる人材になることが目標でした。
またその中でも、音楽が好きなのでエンタメ系の会社で働きたいと思い、レコチョクであれば知名度や自社サービスもあり、業界も自身の希望条件に合っており、楽しそうだなと。
そんな単純な理由ですが、レコチョクに決めました。

 

山崎:転職を考えている際に、漠然とAIやweb3のサービスに携われたらなと思っていました。
レコチョクは「着うた」の印象が強かったですが、面接の際にweb3のサービスをやっていることを知り、面白そうだと思い入社を決めました。やりたかったことに携わることができ、今は満足のいく働き方ができているなと感じています。

 

藤原:前職では与えられる裁量範囲が狭く動きづらいところがあり、動きやすいところに転職したいなと思っていました。
レコチョクは自由度が高そうで、その環境が与えられそうな会社だなという印象を抱き、入社を決めました。

先ほど野辺さんは音楽が好きだとおっしゃっていましたが、普段どんな音楽を聴かれますか?

野辺:僕はフェスに行くのでJ-ROCKを聴きます。あとアニメも好きなので、アニソンも好きです。

 

山崎:どんなフェスに行かれましたか?

 

野辺:今年は忙しかったので“ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023”しか行けなかったです。

 

山崎:僕も行きましたよ。Adoが出る日に。前列を抽選で当てました。

 

野辺:うらやましいです(笑)。

 

山崎:僕の音楽は広く浅くなんです。入社してから興味を持って、フェスに行き始めました。

 

藤原:そうなんですね。私は実は音楽に詳しくなくて。入社の面接でも音楽にあまり興味がないことは伝えたのですが、そこはあまり関係なかったようです(笑)。入社してみて音楽に興味を持っている人、音楽が好きな人が多いと知りました。

そうでしたか。実際に入社をされて、最初に抱いていたイメージとギャップを感じることはありましたか?

野辺:いい方向にギャップを感じたこととして、“こんな将来像で成長していけたらいいな”と考えていたスピード以上に、早い段階から多くのことをいろんな角度から経験させていただけたので、それは嬉しかったですね。

 

山崎:それはありますね。僕も野辺さんがおっしゃっていたように、「こんなことがやりたいな」と思っていることを独り言のように上司に言ってみたら、「じゃあ、やろうよ」と言ってもらえたことが嬉しかったです。
今はリーダーをやっているので、チーム以外の他部署との連携もやれたりして、早い段階で想定していた以上のことができているなという実感があります。

 

藤原:私はレコチョクに対してスタートアップ系の企業に近いイメージも持っていたので、なんでも自由にできるよと言われると、それはそれで不安になってしまうところがありました。
しかし入社をしてみると、これまでシステム運用してきた実績や、音楽業界で培ってきた基盤がしっかりあるので、技術基盤にしても音楽業界の中での地位にしても、基礎がしっかりとした会社だなという印象に変わりました。

現在の業務の中でやりがいを感じること、やってよかったなと思うことはどんなことですか?

野辺:集計システムはサービスの中の一番末端の工程なんですね。そして提携事業部はお客さんの要件を伺うという上流の工程です。システムの上流から下流まで全体を担当しているため、サービスを生み出すために必要な過程を全部把握しなければならず、責任は大きいと思います。それだけに、やりがいも感じられるので、やってよかったなと思います。

 

山崎:NFT基盤チームという名前だけあって、ブロックチェーンとのやりとりはすべて自分たちNFT基盤チームのAPIを叩いてもらうという形になっています。
弊社で発行するNFTは全て「murket」というECソリューションを使ったストアで発行しているので、NFTの所有者の情報を全て管理していて、API経由で問い合わせがあると情報を返します。つまり、NFT基盤チームのサービスが止まると他のサービスに影響が出てきてしまうので、エラーなく完璧に遂行したいと思っています。
完璧主義者ではないのですが、僕のチームの影響で他のサービスを絶対に止めたくないという気持ちが自分の中にあるので、責任重大ではありますが、やりがいをもって楽しく仕事をしています。

 

藤原:転職してきてからずっと、古いシステムの刷新や新システムへの移行を主に担当してきましたが、最近はそういった業務もひと段落し、入社してから関わってきたことが芽吹いてきた感覚があります。今までのシステムがサービスと紐づいてしまっていて、せっかくの基盤系のシステムであるのに他に使えないとか、それ専用のシステムになってしまっているところがありましたが、マイクロサービス化の考え方で自由度高く使えるような基盤が構築できてきたと思います。
よりスピード感を持った開発ができる状態が見えてきたので、そういうところにやりがいを感じています。

これからの目標や、これからチャレンジしたいことを最後に教えてください。

野辺:システムのすべての工程を担っている今の業務経験をもっと積んでいきたいです。
チャレンジしたいことは、自分で営業をかけてお客さんの要望を聞きに行って、0からサービスを作りたいです。そのサービスで社会貢献ができたらいいなと思います。社内的にも、それで結果を残して上の立場に行きたいなと思っています。

 

山崎:今はNFT基盤としての最低限は提供できていますが、よりエンドユーザーに向けたUXを高めたいと思っています。
たとえばブロックチェーンが混み合っていたりすると、お客様が購入したNFTをすぐに体験できないということが起こりえます。それを防ぐためには、ブロックチェーンのトランザクション処理をもっと速めていく必要があるので、UX向上に向けてより改善していくことをチームの目標にしています。僕個人の目標としては、レコチョクは音楽業界に強いので、その音楽とNFTを掛け合わせて、今はまだないような商材を新たに作り出したり、技術的な部分だけではなく、ビジネスにも強いT字型の人材になれるように頑張りたいと思います。

 

藤原:バックエンド領域からサービスにより貢献していくというところが目標値ではあったんですが、少しずつ実現できているところがあるので、次の段階として自分の技術面で会社に貢献していきたい、影響力を高めていきたい、という目標があります。
今、兼務でやらせてもらっている検証プロジェクトは、まさにそこに貢献できる部分ではないかなと思っていて。これまでは元のシステムありきで、全体の機能をあまり変更せずに最適化していくという制約がありました。検証プロジェクトはその制約が取り払われている状態なので、そこで新しく自分の力を発揮することができたらいいなと思っています。

※本記事のサービス名称や所属・役職等は取材当時の内容です。

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