執行役員対談

INTERVIEW

執行役員対談

これからの音楽業界と、

レコチョクの果たす役割

サービス部門責任者 サービス部門責任者 板橋 徹

システム最高責任者 システム最高責任者 稲荷 幹夫

INTERVIEW

01

音楽の楽しみ方の変化と
今後の音楽業界の可能性

  • 板橋
    レコチョクは、2001 年の創業以来、常に新しい音楽配信サービスを創造し、展開してきました。音楽の聴き方や音楽そのものの価値は変わっていないと思いましたが、楽しめる情報やコンテンツが無数に溢れ、興味も細分化している現状では、可処分時間や可処分興味の取り合いになっているように感じています。
  • 稲荷
    昔はCD を家で聴くだけだったのが、今はスマホかタブレットを使い、場所を問わずに音楽が楽しめますからね。これからは、音楽をIT やインターネット技術と絡めながら、新しく、体験できるようなものを提供していかなければと思っています。
  • 板橋
    そういう意味では、会社のビジョンである「音楽×◯◯」というのは、とても時代とマッチしていますね。お客様は、音楽を聴きたいだけでなく、他のことにも興味があるので、音楽に“何か” を掛け合わせることで、音楽の価値も最大化させて魅力を持たせないといけないでしょうね。
  • 稲荷
    そうですね。音楽市場は今後も発展していくと思います。ただ、音楽の聴き方や楽しみ方はライブなど体験型が重要になっていくのではないでしょうか。そこにどうアプローチするか。聴き方のバリエーションはIT を使って実現できるし、IoT のような最新技術を使った活用法も数多くあると感じています。音楽の聴き方に関して、別の観点で言うと、今年から来年にかけては、楽曲のレコメンデーションに関して、AI にしっかり取り組んでいこうと思っています。
  • 板橋
    AI を使ったレコメンドサービスは、すごく奥が深いですね。好きな音楽にどう出会うか、アルゴリズムだけでは解決できないこともありそうな気がしていて。これが実現できたらいいですよね。
稲荷 幹夫

執行役員 CTO

稲荷 幹夫

慶応義塾大学院卒業後、アクセンチュア株式会社へ入社。その後、株式会社サイバードにて、iモードの立ち上げ当初からモバイルコンテンツに深く関わる。同社CTOを経て、2012年に株式会社レコチョクへ入社。現在はCTOとして、AWS全面移行等最新技術を積極的に取り入れ、新しい音楽の届け方を、システムの側面よりサポートしている。

音楽市場の活性化を見据えた
仕掛けづくり

  • 板橋
    音楽の楽しみ方はいつでも変化しつつあって、例えば、レコチョクが2016 年に立ち上げたサービス「WIZY(ウィジー)」は、アーティストが実現したい夢をファンとともにカタチにする、 “共創” 体験型のサービスです。具体的にはアーティストの新曲のMVをファンと一緒につくろうとか、これまでの音楽配信サービスだけでなく、グッズや体験といったリアルの要素、いろいろな関わり方を通してファンとアーティストとのつながりがより強くなることを目指しています。
  • 稲荷
    これまでレコチョクが手掛けてきた音楽配信サービスだけでなく、音楽配信をやってきた中でレコチョクが持っている、音楽に接点を持つユーザーの属性やデータを結びつけて、WIZY のような新しいサービスをはじめ、音楽市場を活性化させるためのソリューションを提供しようという感じになってきました。
  • 板橋
    そうですね。WIZY のほかにも「Eggs」というインディーズのアーティストの活動を支援するサービスもあります。今後も、レコード会社やアーティストの事務所がヒットするアーティストや楽曲を生み出していくためのサポートとなるサービスをいろいろと用意して、これがうまく組み合わさることで、さらなる音楽市場の活性化につながっていくのではないかと考えています。

INTERVIEW

02

稲荷 幹夫

執行役員

板橋 徹

バンダイネットワークス株式会社(現・株式会社バンダイナムコエンターテインメント)にて、マーケティング、版権営業(機動戦士ガンダム)等を担当後、モバイルサービス会社にて、モバイルメディア、コンテンツ事業を統括。その後、2008年にレコチョクに入社し、部長職を経て執行役員に就任。現在は、音楽配信サービスの企画・立案からサイト編集、携帯電話会社との交渉まで全方位で担当。

INTERVIEW

03

5 年後、10 年後の音楽業界における
レコチョクの役割とは

  • 稲荷
    フェスやライブ参加者のユーザー属性を分析するためのソリューションも試行していますが、最終的にはチケットと連動する動きがあるかもしれません。また、クロスセルを分析して、一人のユーザーに対して提案型で付加価値のあるサービスをつくることが近い将来の役割でしょうか。
  • 板橋
    僕としては、パーソナライズ化が今後のキーワード。これを今つくっている最中のマーケティング・プラットフォームを使いながら、今後どこまで実現できるかというのがこれからの5~10年の課題ですね。例えば、レコチョク以外の会社にはJ-POP の歌詞分析に基づくレコメンデーションなんてそう簡単にはできないと思います。そういう細やかさなど、日本人のスタイルに合ったものを追求していくことに勝算があるのではないかなと思っています。

新卒採用を行うことによる影響と
レコチョクで働く魅力

  • 板橋
    新卒採用を始めて5 年、社内も活気づいてきたように思います。今、レコチョクでは毎日15 時から社員がつくったプレイリストをBGM として流していますが、これも、若手中心に会社のブランディングを考えた中で出てきたアイデアを採用したものです。また、中堅社員にとっても若手を教えることで自身も学んだり、刺激を受けますし、新しい世代が入ってきたことで、会社の雰囲気も新しい方向に向かっていくような実感があります。
  • 稲荷
    エンジニアも、最近はテクノロジーと音楽、両方に興味があるという人が増えてきましたね。もともとレコチョクはエンジニアが自由に発想でき、新しい技術も取り込みやすい環境でしたが、レコチョクは楽曲に関するメタデータや、これまでのユーザーの購入履歴等の膨大なデータベースがあるので、研究もしやすい貴重な環境だと思います。クラウドへの全面移行も対応済ですし、エンジニアにとって学びの多い魅力的な環境じゃないでしょうか。自分の発想で音楽を変えていきたい、そういう人たちが育ってくれれば嬉しいです。
  • 板橋
    そうですね。サービス面では、レコチョクは創業以来、日本国内における音楽配信の老舗的な見え方をしています。手前味噌ですが、会社への信頼感やブランド力が、BtoBの世界でも大手企業とパートナーシップを組んで新事業やサービスを実現できていますね。ビジネスをやる上で、ある程度ダイナミックなスケール感をもって取り組める環境も当社の強みだと思います。

INTERVIEW

04

INTERVIEW

05

未来を見据えて
一緒に働きたい人物像とは

  • 板橋
    人とコミュニケーションをとることや周りを巻き込んで何かをアウトプットするのが好きだったり、楽しめる人はマッチしていると思います。社内はもちろん、レコード会社やアーティスト、事務所をも巻き込んでいくことを「楽しい」と思える人はいいですね。そういう人はレコチョクでいい仕事ができるんじゃないでしょうか。
  • 稲荷
    エンジニアの場合は、テクノロジーを使ってどのようによりよいサービスを実現していけるかなので、主体的に周りとコミュニケーションをとって推進していく力も当然必要です。ただ、自分が提案したことだけでなく周りが提案していることに対しても協力して実現してあげたいと思える、そういう感覚を楽しめることがベターですね。